台湾は決して衛生状態が悪い国というわけではありません。しかし、屋外にいる時間が長く、かつ自然が豊かな所に行く事が多い自転車旅行においては、病気についてもある程度知っておいた方が良いとわたしは思いますので、ここでいくつか紹介させていただきます。
デング熱
アジアや太平洋諸島など、熱帯・亜熱帯地域で蚊を媒介し感染する病気。台湾でも近年流行がみられたとの事。症例等は以下。
ウィキペディア-デング熱
厚生労働省検疫所海外感染症情報-デング熱
今まで5月、12月、1月と台湾に行っていますが、南部では毎回必ず蚊に噛まれています。屋外は勿論、宿の部屋でも見かけました。虫除け、虫指されの薬の準備はしたほうが良いかもしれません。デング熱予防だけでなく、安眠の為にも。寝てる最中に耳元をプゥーンなんて羽音をたてて飛ばれたら寝れないですよね、、、。
狂犬病
都市・地方問わず野良犬(放し飼いか?)が多いです。野良犬というと怖いのが狂犬病ですが、厚生労働省大臣指定の狂犬病清浄地域に台湾は指定されているので、それほど恐れる必要はない模様。ただし、動物の輸入検疫制度が充分でないという指摘もあるので、かまれた場合は病院に行くほうが無難なのでしょうね。
野良犬を見かけたら、目を合わさず無視するに限ります。それでも追いかけてくる奴はいるのですが、、、。
詳細は以下リンク参照
ウィキペディア-狂犬病
厚生労働省検疫所海外感染症情報-狂犬病
以下は日本でも見られる病気ですが、一応紹介します。どちらも虫を媒介して感染する病気なので、デング熱同様に虫除けでリスクは下げれそう。(現在、それら病気が流行状態にあるという記述は、今のところ私は見たことがありません。)
ライム病
ダニが媒介し感染します。
ウィキペディア-ライム病
厚生労働省検疫所海外感染症情報-ライム病
日本脳炎
蚊が媒介し感染します。
ウィキペディア-日本脳炎
厚生労働省検疫所海外感染症情報-日本脳炎
それ以外の感染症については
厚生労働省検疫所海外感染症情報-台湾
をどうぞ。気にし始めたらキリがないんですけど、知らぬよりは知っているほうがいいですよね。
あ、日差しが強いので、肌が弱い人は日焼け止めを持っていくことをお薦めします。
病気ではないのですが、水の話を少し。台湾の水道水は硬水のため、そのまま飲むとお腹を壊します。硬度を下げるには一度沸騰させる必要があります。旅行者の場合は、ペットボトル入りの水(だいたいNT$20前後)を買うか、宿のウォータークーラーの水をボトルに詰めるかのどちらかになると思います。
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