ちょっとした連絡や情報収集、緊急の仕事が入ったときに使いたいのが、メール、インターネット。ここでは少しですが、台湾のネット事情に触れます。
ウィキぺディアの国別インターネット普及率によれば、台湾のネット普及率は65%で世界33位です(ちなみに日本は75%で15位)。ビジネスホテル(商務旅館)や、そこそこの規模のホテルでは有線LAN、無線LANが使えました(それを売りにしたホテルも多々見られました)。また、都市部では有料無線LAN網もかなり使えそうな模様です。
参考URL
ワイズコンサルティング様による台湾のモバイル事情(2)
台湾の無線LANプロバイダについて述べられています。
我愛台湾☆様による台北無線LAN網
有料無線LANである、WiFlyの使い方を詳細に紹介されています。
台北ナビ様の無料de無線LAN in Taipei
フランチャイズ系カフェで使える無料無線LAN情報を紹介されています。
ネット普及率上昇に伴い減ってきているそうですが、ネットカフェ(網咖と書く)も都市部にはあります。
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2010年3月14日日曜日
もしもの時の自転車屋さんと警察について(台湾)
自転車に重大なトラブルが起こった際にはお世話にならざるを得ないスポーツ自転車店ですが、そこそこの規模の街にはたいていあります(GiantやMeridaのサイトなど参照)。よほど特殊なものでない限り、パーツ入手は容易。感覚的にはシマノパーツならどこでも買えるんじゃないかと思いました。カンパニョーロを扱っている店も普通にありました。だからといって換チューブやパンク修理キットといった基本的な修理用具をもたずに旅することや、複雑なシステムを備えた自転車での旅行はお奨めしません。
各縣の警察によって、「鐵馬驛站」、「鐵馬元気站」という風に名称は異なりますが、空気入れ・修理工具の貸し出し、水の提供といったサービスを行っています。またトイレを借りる事も出来ます。サービスを行っている警察署には、大きな看板が入口に掛かっているので直ぐに分かります。例として屏東縣政府警察局の当該サービスのHPを挙げます。
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各縣の警察によって、「鐵馬驛站」、「鐵馬元気站」という風に名称は異なりますが、空気入れ・修理工具の貸し出し、水の提供といったサービスを行っています。またトイレを借りる事も出来ます。サービスを行っている警察署には、大きな看板が入口に掛かっているので直ぐに分かります。例として屏東縣政府警察局の当該サービスのHPを挙げます。
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食料品等の補給について(台湾)
自転車旅行中、気をつかうのは食料、水分の補給。どちらも欠けてしまうと、たちまち動けなくなってしまうのが自転車旅行の怖いところです。ここではそれらの補給について記します。
・コンビニエンスストア
最も使いやすいのがコンビニエンスストアです。日本でもお馴染みのセブンイレブン、ファミリーマートのほか、OKマート、HiLifeなどがあります。コンビニの数は人口比では世界一といわれています。店の所在地分布(都市部に多く、郊外に少ない)も、扱っているものも日本とほぼ同じと考えて間違い有りません。ただし、買ったものを入れるナイロン袋は有料です。
台湾はバイク使用者が多く、また雨が多い土地柄、バイク用のレインコートやレインシューズカバーなども売っていました。忘れた時には役に立つかもしれません(ただし、見た目耐久性はなさそうでした)。
また、自転車メーカーのMerida(美利達)とセブンイレブンが、「環台元気小站」なるサービスを提供中です。500店で、空気入れ(圧力計つきの、割としっかりしたもの。フレンチバルブに対応していることを確認済み。実際に活用させていただきました。)、工具を提供しています。日本から自転車を持っていった場合、現地でタイヤに空気を入れなおす事になると思います。ハンドポンプで高圧を入れるのも大変ですから、これは役に立ちました。(また、上記HPでは、ルートの考察、ルートプロファイル等も紹介されています。)
・個人商店
ちょっとした集落には必ずあります。飲み物は簡単に手に入ります。道の側でよく見られる檳榔(ビンロウ)屋でも手に入る模様。食べ物についても食堂があるので、これも問題ありません。飲み物、食べ物ともに、それぞれの街に名物があります。コンビニは便利ですが、食事についてはそういったものを食堂で取った方が楽しいですね。
あたりまえの話ですが、山の中には集落が無いわけで、そのような場所では補給もままなりません。水と食料をあらかじめ補給しておく必要があります。
補給にともなう排出も人間の定め。コンビニではトイレが借りれます(都市部のコンビニではトイレマークを余り見ませんでした。交渉しだいでは借りれるかも)。そのほか、デパート、ホテル、公園、駅でも使えます。もちろん食堂でも。中国では「これはちょっと、、、」というトイレを多々見かけましたが、台湾では今のところそういうものにはあたっていません。
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・コンビニエンスストア
最も使いやすいのがコンビニエンスストアです。日本でもお馴染みのセブンイレブン、ファミリーマートのほか、OKマート、HiLifeなどがあります。コンビニの数は人口比では世界一といわれています。店の所在地分布(都市部に多く、郊外に少ない)も、扱っているものも日本とほぼ同じと考えて間違い有りません。ただし、買ったものを入れるナイロン袋は有料です。
台湾はバイク使用者が多く、また雨が多い土地柄、バイク用のレインコートやレインシューズカバーなども売っていました。忘れた時には役に立つかもしれません(ただし、見た目耐久性はなさそうでした)。
また、自転車メーカーのMerida(美利達)とセブンイレブンが、「環台元気小站」なるサービスを提供中です。500店で、空気入れ(圧力計つきの、割としっかりしたもの。フレンチバルブに対応していることを確認済み。実際に活用させていただきました。)、工具を提供しています。日本から自転車を持っていった場合、現地でタイヤに空気を入れなおす事になると思います。ハンドポンプで高圧を入れるのも大変ですから、これは役に立ちました。(また、上記HPでは、ルートの考察、ルートプロファイル等も紹介されています。)
・個人商店
ちょっとした集落には必ずあります。飲み物は簡単に手に入ります。道の側でよく見られる檳榔(ビンロウ)屋でも手に入る模様。食べ物についても食堂があるので、これも問題ありません。飲み物、食べ物ともに、それぞれの街に名物があります。コンビニは便利ですが、食事についてはそういったものを食堂で取った方が楽しいですね。
あたりまえの話ですが、山の中には集落が無いわけで、そのような場所では補給もままなりません。水と食料をあらかじめ補給しておく必要があります。
補給にともなう排出も人間の定め。コンビニではトイレが借りれます(都市部のコンビニではトイレマークを余り見ませんでした。交渉しだいでは借りれるかも)。そのほか、デパート、ホテル、公園、駅でも使えます。もちろん食堂でも。中国では「これはちょっと、、、」というトイレを多々見かけましたが、台湾では今のところそういうものにはあたっていません。
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レンタル自転車について(台湾)
(2011年2月、3月に新規内容を文末に追記しました。)
My自転車を日本から持っていくのもいいですが、荷物がかさばるのでちょっと、、、という人にはこういうサービスが役に立つかもしれません。(英語と中国語で書かれた情報を基にしています。注意事項をお読み下さい。)
自転車メーカーGiant(捷安特)が自転車レンタルサービスを行っています。提供車種はGreat Journey 1とCRX-2。キャリア、バッグや修理キットも付いてくるとのこと。自転車旅行者に対するサービスを行っているGiantの小売店、捷安特單車環台服務站G-Siteで借ります。借りた店と異なる店での乗り捨ても可能。料金は最初の三日間で1000元(單車環島遊では「費用是第一天~第3天1000元/天」となっています。どちらが正しい?)、以降は200元/1日です。予約は1週間前までに行うこと。メールでの予約(英語も可能と言われているが定かではありません。)も可能な模様。
G-Siteの所在地(やMail-address)は以下のリンクから。
http://www.cycling-lifestyle.org.tw/download/gsite.xls
https://spreadsheets.google.com/ccc?key=0Av9LlLjQGMu9dDE0R0JBeHo0X1p3YTM3bFpkTnhja3c&hl=zh_TW
以上の情報は自転車旅行ガイド本、單車環島遊と以下HPより得ました。
Jeff'S Taiwan A Michigander's Ramblings across the Beautiful Island of Taiwan様
のLeave Your Bike at Home (捷安特自行車租賃計畫) Flexible Multi-Day Cycle Rental Program Offered by Giant
追記(2011年2月6日)
以下のリンクも役に立ちそうです。
自行車新文化基金會による環島單車租借方法
また、上で紹介したような自転車のみのレンタルではありませんが、Giant運営の旅行会社による自転車旅行ツアーもあります。至れり尽くせりの旅行ができるようです。
捷安特旅行社
捷安特で自転車を借りて自転車旅行された内容をブログで公開されています。
(捷安特旅行社によるツアーに参加されたのか、自転車のみを借りられたのかは不明)
KiraKira Taiwan様 ブログ
追記(2011年3月20日)
先に紹介したKiraKira Taiwan様 ブログで紹介されています雑誌、
Spectator Vol.23の特集「台湾縦断 自転車紀行」に、ジャイアントによる自転車レンタル(レンタル料金、レンタルした店など)についての記述があります(P65)。
上で書いた
「料金は最初の三日間で1000元(單車環島遊では「費用是第一天~第3天1000元/天」となっています。どちらが正しい?)」
という私の疑問も、この記事によって解決しました。
(発売されて間もない雑誌であることなどから、その記述については此処では抜粋しません。)
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My自転車を日本から持っていくのもいいですが、荷物がかさばるのでちょっと、、、という人にはこういうサービスが役に立つかもしれません。(英語と中国語で書かれた情報を基にしています。注意事項をお読み下さい。)
自転車メーカーGiant(捷安特)が自転車レンタルサービスを行っています。提供車種はGreat Journey 1とCRX-2。キャリア、バッグや修理キットも付いてくるとのこと。自転車旅行者に対するサービスを行っているGiantの小売店、捷安特單車環台服務站G-Siteで借ります。借りた店と異なる店での乗り捨ても可能。料金は最初の三日間で1000元(單車環島遊では「費用是第一天~第3天1000元/天」となっています。どちらが正しい?)、以降は200元/1日です。予約は1週間前までに行うこと。メールでの予約(英語も可能と言われているが定かではありません。)も可能な模様。
G-Siteの所在地(やMail-address)は以下のリンクから。
http://www.cycling-lifestyle.org.tw/download/gsite.xls
https://spreadsheets.google.com/ccc?key=0Av9LlLjQGMu9dDE0R0JBeHo0X1p3YTM3bFpkTnhja3c&hl=zh_TW
以上の情報は自転車旅行ガイド本、單車環島遊と以下HPより得ました。
Jeff'S Taiwan A Michigander's Ramblings across the Beautiful Island of Taiwan様
のLeave Your Bike at Home (捷安特自行車租賃計畫) Flexible Multi-Day Cycle Rental Program Offered by Giant
追記(2011年2月6日)
以下のリンクも役に立ちそうです。
自行車新文化基金會による環島單車租借方法
また、上で紹介したような自転車のみのレンタルではありませんが、Giant運営の旅行会社による自転車旅行ツアーもあります。至れり尽くせりの旅行ができるようです。
捷安特旅行社
捷安特で自転車を借りて自転車旅行された内容をブログで公開されています。
(捷安特旅行社によるツアーに参加されたのか、自転車のみを借りられたのかは不明)
KiraKira Taiwan様 ブログ
追記(2011年3月20日)
先に紹介したKiraKira Taiwan様 ブログで紹介されています雑誌、
Spectator Vol.23の特集「台湾縦断 自転車紀行」に、ジャイアントによる自転車レンタル(レンタル料金、レンタルした店など)についての記述があります(P65)。
上で書いた
「料金は最初の三日間で1000元(單車環島遊では「費用是第一天~第3天1000元/天」となっています。どちらが正しい?)」
という私の疑問も、この記事によって解決しました。
(発売されて間もない雑誌であることなどから、その記述については此処では抜粋しません。)
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気をつけるべき病気について(台湾)
台湾は決して衛生状態が悪い国というわけではありません。しかし、屋外にいる時間が長く、かつ自然が豊かな所に行く事が多い自転車旅行においては、病気についてもある程度知っておいた方が良いとわたしは思いますので、ここでいくつか紹介させていただきます。
デング熱
アジアや太平洋諸島など、熱帯・亜熱帯地域で蚊を媒介し感染する病気。台湾でも近年流行がみられたとの事。症例等は以下。
ウィキペディア-デング熱
厚生労働省検疫所海外感染症情報-デング熱
今まで5月、12月、1月と台湾に行っていますが、南部では毎回必ず蚊に噛まれています。屋外は勿論、宿の部屋でも見かけました。虫除け、虫指されの薬の準備はしたほうが良いかもしれません。デング熱予防だけでなく、安眠の為にも。寝てる最中に耳元をプゥーンなんて羽音をたてて飛ばれたら寝れないですよね、、、。
狂犬病
都市・地方問わず野良犬(放し飼いか?)が多いです。野良犬というと怖いのが狂犬病ですが、厚生労働省大臣指定の狂犬病清浄地域に台湾は指定されているので、それほど恐れる必要はない模様。ただし、動物の輸入検疫制度が充分でないという指摘もあるので、かまれた場合は病院に行くほうが無難なのでしょうね。
野良犬を見かけたら、目を合わさず無視するに限ります。それでも追いかけてくる奴はいるのですが、、、。
詳細は以下リンク参照
ウィキペディア-狂犬病
厚生労働省検疫所海外感染症情報-狂犬病
以下は日本でも見られる病気ですが、一応紹介します。どちらも虫を媒介して感染する病気なので、デング熱同様に虫除けでリスクは下げれそう。(現在、それら病気が流行状態にあるという記述は、今のところ私は見たことがありません。)
ライム病
ダニが媒介し感染します。
ウィキペディア-ライム病
厚生労働省検疫所海外感染症情報-ライム病
日本脳炎
蚊が媒介し感染します。
ウィキペディア-日本脳炎
厚生労働省検疫所海外感染症情報-日本脳炎
それ以外の感染症については
厚生労働省検疫所海外感染症情報-台湾
をどうぞ。気にし始めたらキリがないんですけど、知らぬよりは知っているほうがいいですよね。
あ、日差しが強いので、肌が弱い人は日焼け止めを持っていくことをお薦めします。
病気ではないのですが、水の話を少し。台湾の水道水は硬水のため、そのまま飲むとお腹を壊します。硬度を下げるには一度沸騰させる必要があります。旅行者の場合は、ペットボトル入りの水(だいたいNT$20前後)を買うか、宿のウォータークーラーの水をボトルに詰めるかのどちらかになると思います。
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デング熱
アジアや太平洋諸島など、熱帯・亜熱帯地域で蚊を媒介し感染する病気。台湾でも近年流行がみられたとの事。症例等は以下。
ウィキペディア-デング熱
厚生労働省検疫所海外感染症情報-デング熱
今まで5月、12月、1月と台湾に行っていますが、南部では毎回必ず蚊に噛まれています。屋外は勿論、宿の部屋でも見かけました。虫除け、虫指されの薬の準備はしたほうが良いかもしれません。デング熱予防だけでなく、安眠の為にも。寝てる最中に耳元をプゥーンなんて羽音をたてて飛ばれたら寝れないですよね、、、。
狂犬病
都市・地方問わず野良犬(放し飼いか?)が多いです。野良犬というと怖いのが狂犬病ですが、厚生労働省大臣指定の狂犬病清浄地域に台湾は指定されているので、それほど恐れる必要はない模様。ただし、動物の輸入検疫制度が充分でないという指摘もあるので、かまれた場合は病院に行くほうが無難なのでしょうね。
野良犬を見かけたら、目を合わさず無視するに限ります。それでも追いかけてくる奴はいるのですが、、、。
詳細は以下リンク参照
ウィキペディア-狂犬病
厚生労働省検疫所海外感染症情報-狂犬病
以下は日本でも見られる病気ですが、一応紹介します。どちらも虫を媒介して感染する病気なので、デング熱同様に虫除けでリスクは下げれそう。(現在、それら病気が流行状態にあるという記述は、今のところ私は見たことがありません。)
ライム病
ダニが媒介し感染します。
ウィキペディア-ライム病
厚生労働省検疫所海外感染症情報-ライム病
日本脳炎
蚊が媒介し感染します。
ウィキペディア-日本脳炎
厚生労働省検疫所海外感染症情報-日本脳炎
それ以外の感染症については
厚生労働省検疫所海外感染症情報-台湾
をどうぞ。気にし始めたらキリがないんですけど、知らぬよりは知っているほうがいいですよね。
あ、日差しが強いので、肌が弱い人は日焼け止めを持っていくことをお薦めします。
病気ではないのですが、水の話を少し。台湾の水道水は硬水のため、そのまま飲むとお腹を壊します。硬度を下げるには一度沸騰させる必要があります。旅行者の場合は、ペットボトル入りの水(だいたいNT$20前後)を買うか、宿のウォータークーラーの水をボトルに詰めるかのどちらかになると思います。
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宿について(台湾)
宿は多くの町にあり、さして困りません。価格帯も広く、下はNT$400程度からあります。しかし安い所の設備はそれなりということを覚えておいたほうがいいでしょう。
探す方法としては、トラベルセンター(リンク先の画面右に表示される各地の旅行サービスセンターも参照のこと)で紹介してもらう、トラベルセンターにおいてある宿紹介パンフレットを利用する、旅行ガイドブックを参考にする、ネットで探す(例えばこことか)、その場で探す等が考えられます。
コストパフォーマンスが良いと思ったのが、行政院青年輔導委員会のサービスです。あらかじめユーストラベルカードを作る必要があったり、30歳までという年齢制限があったりするのですが、これを使うと各地の公共の宿に格安で(NT$400~)泊まれます。同価格帯の民間の宿に比べて綺麗な宿に泊まれます。また、コインランドリーが設置されている所もあり、溜まった洗濯物を処理するにもありがたかったです。朝食がついているところもありました。ただ、シングルベッドが3つ規模の部屋に、相部屋となる場合があるようです。宿によっては土日は割引にならない等ある点には注意が必要です。ユーストラベルカード発行時に渡される小冊子には、割引特典のある民宿なども紹介されています。そういうところに泊まるのも面白いかもしれませんね。
台湾では自転車旅行が市民権を得ている為か、部屋に自転車を持ち込むことに理解があります。交渉すればかなりの確率で持ち込みOKとなりました。それが不可能でも、およそ安全と思われる駐車場所を提供してもらえます。
キャンプ場もあるようですが(書籍Lonly Planet Taiwanには幾つかキャンプ場が紹介されています。)、宿にNT$400程度で泊まれることを考えると、経済的なうまみはあまりない気がします。
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探す方法としては、トラベルセンター(リンク先の画面右に表示される各地の旅行サービスセンターも参照のこと)で紹介してもらう、トラベルセンターにおいてある宿紹介パンフレットを利用する、旅行ガイドブックを参考にする、ネットで探す(例えばこことか)、その場で探す等が考えられます。
コストパフォーマンスが良いと思ったのが、行政院青年輔導委員会のサービスです。あらかじめユーストラベルカードを作る必要があったり、30歳までという年齢制限があったりするのですが、これを使うと各地の公共の宿に格安で(NT$400~)泊まれます。同価格帯の民間の宿に比べて綺麗な宿に泊まれます。また、コインランドリーが設置されている所もあり、溜まった洗濯物を処理するにもありがたかったです。朝食がついているところもありました。ただ、シングルベッドが3つ規模の部屋に、相部屋となる場合があるようです。宿によっては土日は割引にならない等ある点には注意が必要です。ユーストラベルカード発行時に渡される小冊子には、割引特典のある民宿なども紹介されています。そういうところに泊まるのも面白いかもしれませんね。
台湾では自転車旅行が市民権を得ている為か、部屋に自転車を持ち込むことに理解があります。交渉すればかなりの確率で持ち込みOKとなりました。それが不可能でも、およそ安全と思われる駐車場所を提供してもらえます。
キャンプ場もあるようですが(書籍Lonly Planet Taiwanには幾つかキャンプ場が紹介されています。)、宿にNT$400程度で泊まれることを考えると、経済的なうまみはあまりない気がします。
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2010年3月13日土曜日
バス、鉄道による輪行について(台湾)
空港から都市部への移動や、町から町への移動、大都市の迂回等に使えるのがバス、鉄道。共に、条件付で輪行が出来ます。これらの使い方を覚えておけば、短い休暇を最大限生かした自転車旅行が可能かと思います。(中国語で書かれた情報を基にしています。注意事項をお読み下さい。)
バス
本数、路線共に多く、かなり便利なのがバス。日本の高速バスとは異なり、自転車を積み込むことが出来ます。ここでは自転車輪行の受け入れ状況をバス会社別に数社紹介します。情報源は自転車旅行ガイド本「單車環島遊」と、各バス会社HPに因ります。ここで取り上げていないバス会社についても輪行を受け入れているかもしれません。何か情報お持ちの方は教えていただければ幸いです。
バスの一般情報については
台湾の高速バス事業者リンク集様
アジアバスセンター・台湾様
が非常に詳しく、便利です。私もお世話になりました。
國光(クォクァン)客運
HP上に掲載されている運行規則に因れば、輪行の条件は
・30kg以内、容積は150000cm3以内
とあります。
單車環島遊では、これに追加して
・輪行バッグに入っていること
・折りたたみ式自転車は追加費用なし。
・折りたたみ式でない自転車については、バゲッジスペースに余裕がある場合のみ利用可。かつ大人料金×0.5の追加費用が必要。
と書かれています。
過去に6回、折りたたみ式でない自転車を國光客運バスに載せていますが、追加費用を取られたことはありません。折りたたみと折りたたみでない自転車の区別がつきにくいためか、それともそもそも單車環島遊の情報が間違っているのか、乗務員が追加料金の存在を知らないのかは不明です。
ちなみに淡水河の渡し船(淡水-八里)に自転車を載せたときには、しっかり追加料金を取られました。
統聯(トンリェン)客運
運行規則に因ると
・30kg以内、容積は150000cm3以内
が条件とあります。
単車環島遊では、これに追加して
・輪行バッグに入っていること
・バゲッジスペースに余裕がある場合のみ可
・追加費用なし
と書かれています。
和欣(フーシン)客運
運行規則に自転車輪行についての規定があり、
・輪行バッグに入れれば、通常荷物として扱う事ができる。
・通常荷物の規定は30kg以内、容積は150000cm3以内。
とのことです。
墾丁→高雄路線で、一度だけ乗車拒否(バス停でバス待ちしていたにも関わらず素通りされました。手を上げて、バスに乗りたい意志は伝えたのですが。どこのバス会社だったかは忘れました。)されました。すでにバゲッジスペースが満杯だったのでしょうか?説明ぐらいしてほしかったなぁ。
鉄道
ここでは台湾の国有鉄道である臺灣鐵路管理局(略称は臺鐵/台铁)での輪行について記します。
切符の買い方のコツ等は旅行ガイドブックや台湾旅行を扱ったWebページで紹介されていますので、そちらを確認してください。(なお、筆者は臺鐵を利用したことはありますが、輪行した事はありません。ここで記した内容は、次に行く時に備えて調べた情報です。)
2011年10月追記
2011年のGWにまた台湾に行きました。そのとき実際に臺鐵で輪行しました。その内容はこちら。また、久しぶりに臺鐵HPをみると、すこし輪行のルールが変わっている模様。要注意です!
輪行方法は大きく分けて2種類、(1)輪行バックにいれる方法と、(2)入れずにそのまま列車に載せる方法があります。
(1)輪行バッグに入れる方法
列車の等級によって方法が異なります。
A、區間車、區間快、普快車(←列車等級の名称)
自転車入り輪行バッグは自席の側に置いておく必要があります。乗車車両は限定しません。この場合追加費用は掛かりません。ただし、改札をくぐる前に輪行バッグに自転車を入れ、改札を出るまで自転車を組み立ててはいけません。
B、PP 自強號(←列車等級の名称)
自転車入り輪行バッグは12両目の「自行車置放區」に置くこと。これも追加費用は掛かりません。人は、12両目の客席に座っても良いし、他の車両を利用しても良いようです。自転車放置は自分の責任において行うこと。
(2)輪行バッグに入れずにそのまま載せる方法
こちらも方法は2種類あります。
X、兩鐵環保運送列車(日本語にすればエコサイクルトレインといったところか。)を利用する場合
規定はこちら。時刻表はこちら。指定列車の最後尾車両に、人とともに自転車を載せる事ができます。自転車を載せる為の費用として、通常の旅客料金×0.5が追加でかかります。(10人以上の団体には割引もある模様。)列車出発の2時間前までに予約する必要があります(団体の場合はこの限りでない模様)。列車に載せられる人+自転車には上限(約30人+30台)があるため、予約は早いもの順です。
列車の止まる駅すべてが、自転車と共に上下車可能な駅ではなく、下の駅でのみ上下車が可能です。
・臺北運務段
基隆、八堵、七堵、汐止、南港、松山、萬華、板橋、樹林、鶯歌、桃園、中壢、埔心、楊梅、富岡、湖口、新豐、竹北、新竹
・臺中運務段
竹南、【山線:苗栗、三義、后里、豐原、臺中】、【海線:通霄、苑裡、大甲、清水、沙鹿】、彰化、員林、社頭、田中、二水
・高雄運務段
林內、斗六、斗南、大林、民雄、嘉義、新營、林鳳營、隆田、善化、新市、永康、臺南、保安、中洲、大湖、路竹、岡山、橋頭、楠梓、新左營、高雄、鳳山、九曲堂、屏東、潮州、南州、林邊、枋寮
・宜蘭運務段
瑞芳、雙溪、福隆、頭城、礁溪、宜蘭、羅東、冬山、蘇澳新、蘇澳、東澳、南澳
・花蓮運務段
和平、新城、花蓮、吉安、壽豐、鳳林、光復、瑞穗、玉里、池上、關山、臺東
Y、託送を利用する。
規定はこちら。指定されたPP自強號と快遞列車(時刻表はこちら)で託送が可能です。人と自転車は、同じ列車で目的地まで届けられるが、同じ車両に乗せられるわけではありません。費用は距離で変わります。託送窓口(行李房)に一時間前には持ち込む必要があります。扱う駅は限られている(花蓮、羅東、宜蘭、松山、臺北、桃園、中壢、新竹、苗栗、臺中、彰化、員林、嘉義、新營、臺南、高雄)ので、注意が必要です。
(1)のBで書いたPP自強号と、(2)の輪行バッグに入れずそのまま乗れる列車については兩鐵環保列車で検索できます。
バス、鉄道とともに、台湾の重要な公共交通機関である臺灣高速鐵路(略称は高鐵、いわば台北と高雄を結ぶ新幹線)や、地下鉄である捷運(MRT)についてはここでは扱いません。前者については、サイクルスポーツ2009年6月号P116~119「台湾極楽温泉ツアー」で、輪行バッグに入れた状態で輪行したとの記述があります。後者については、「台湾自転車情報! 第一回 台北-淡水(右岸) サイクリング50km(by 青蛙 @aokaeruさん)」で輪行方法を記されています。
2011年11月追記
臺鐵、高鐵、MRT、バスでの輪行について詳しく解説されています。
Taiwan In Cycles様のTaiwan Railway Administration Bicycle Policy (Full): Putting Your Bike On The Rails
わかりやすい!
台湾情報HOMEはこちら
バス
本数、路線共に多く、かなり便利なのがバス。日本の高速バスとは異なり、自転車を積み込むことが出来ます。ここでは自転車輪行の受け入れ状況をバス会社別に数社紹介します。情報源は自転車旅行ガイド本「單車環島遊」と、各バス会社HPに因ります。ここで取り上げていないバス会社についても輪行を受け入れているかもしれません。何か情報お持ちの方は教えていただければ幸いです。
バスの一般情報については
台湾の高速バス事業者リンク集様
アジアバスセンター・台湾様
が非常に詳しく、便利です。私もお世話になりました。
國光(クォクァン)客運
HP上に掲載されている運行規則に因れば、輪行の条件は
・30kg以内、容積は150000cm3以内
とあります。
單車環島遊では、これに追加して
・輪行バッグに入っていること
・折りたたみ式自転車は追加費用なし。
・折りたたみ式でない自転車については、バゲッジスペースに余裕がある場合のみ利用可。かつ大人料金×0.5の追加費用が必要。
と書かれています。
過去に6回、折りたたみ式でない自転車を國光客運バスに載せていますが、追加費用を取られたことはありません。折りたたみと折りたたみでない自転車の区別がつきにくいためか、それともそもそも單車環島遊の情報が間違っているのか、乗務員が追加料金の存在を知らないのかは不明です。
ちなみに淡水河の渡し船(淡水-八里)に自転車を載せたときには、しっかり追加料金を取られました。
統聯(トンリェン)客運
運行規則に因ると
・30kg以内、容積は150000cm3以内
が条件とあります。
単車環島遊では、これに追加して
・輪行バッグに入っていること
・バゲッジスペースに余裕がある場合のみ可
・追加費用なし
と書かれています。
和欣(フーシン)客運
運行規則に自転車輪行についての規定があり、
・輪行バッグに入れれば、通常荷物として扱う事ができる。
・通常荷物の規定は30kg以内、容積は150000cm3以内。
とのことです。
墾丁→高雄路線で、一度だけ乗車拒否(バス停でバス待ちしていたにも関わらず素通りされました。手を上げて、バスに乗りたい意志は伝えたのですが。どこのバス会社だったかは忘れました。)されました。すでにバゲッジスペースが満杯だったのでしょうか?説明ぐらいしてほしかったなぁ。
鉄道
ここでは台湾の国有鉄道である臺灣鐵路管理局(略称は臺鐵/台铁)での輪行について記します。
切符の買い方のコツ等は旅行ガイドブックや台湾旅行を扱ったWebページで紹介されていますので、そちらを確認してください。(なお、筆者は臺鐵を利用したことはありますが、輪行した事はありません。ここで記した内容は、次に行く時に備えて調べた情報です。)
2011年10月追記
2011年のGWにまた台湾に行きました。そのとき実際に臺鐵で輪行しました。その内容はこちら。また、久しぶりに臺鐵HPをみると、すこし輪行のルールが変わっている模様。要注意です!
輪行方法は大きく分けて2種類、(1)輪行バックにいれる方法と、(2)入れずにそのまま列車に載せる方法があります。
(1)輪行バッグに入れる方法
列車の等級によって方法が異なります。
A、區間車、區間快、普快車(←列車等級の名称)
自転車入り輪行バッグは自席の側に置いておく必要があります。乗車車両は限定しません。この場合追加費用は掛かりません。ただし、改札をくぐる前に輪行バッグに自転車を入れ、改札を出るまで自転車を組み立ててはいけません。
B、PP 自強號(←列車等級の名称)
自転車入り輪行バッグは12両目の「自行車置放區」に置くこと。これも追加費用は掛かりません。人は、12両目の客席に座っても良いし、他の車両を利用しても良いようです。自転車放置は自分の責任において行うこと。
(2)輪行バッグに入れずにそのまま載せる方法
こちらも方法は2種類あります。
X、兩鐵環保運送列車(日本語にすればエコサイクルトレインといったところか。)を利用する場合
規定はこちら。時刻表はこちら。指定列車の最後尾車両に、人とともに自転車を載せる事ができます。自転車を載せる為の費用として、通常の旅客料金×0.5が追加でかかります。(10人以上の団体には割引もある模様。)列車出発の2時間前までに予約する必要があります(団体の場合はこの限りでない模様)。列車に載せられる人+自転車には上限(約30人+30台)があるため、予約は早いもの順です。
列車の止まる駅すべてが、自転車と共に上下車可能な駅ではなく、下の駅でのみ上下車が可能です。
・臺北運務段
基隆、八堵、七堵、汐止、南港、松山、萬華、板橋、樹林、鶯歌、桃園、中壢、埔心、楊梅、富岡、湖口、新豐、竹北、新竹
・臺中運務段
竹南、【山線:苗栗、三義、后里、豐原、臺中】、【海線:通霄、苑裡、大甲、清水、沙鹿】、彰化、員林、社頭、田中、二水
・高雄運務段
林內、斗六、斗南、大林、民雄、嘉義、新營、林鳳營、隆田、善化、新市、永康、臺南、保安、中洲、大湖、路竹、岡山、橋頭、楠梓、新左營、高雄、鳳山、九曲堂、屏東、潮州、南州、林邊、枋寮
・宜蘭運務段
瑞芳、雙溪、福隆、頭城、礁溪、宜蘭、羅東、冬山、蘇澳新、蘇澳、東澳、南澳
・花蓮運務段
和平、新城、花蓮、吉安、壽豐、鳳林、光復、瑞穗、玉里、池上、關山、臺東
Y、託送を利用する。
規定はこちら。指定されたPP自強號と快遞列車(時刻表はこちら)で託送が可能です。人と自転車は、同じ列車で目的地まで届けられるが、同じ車両に乗せられるわけではありません。費用は距離で変わります。託送窓口(行李房)に一時間前には持ち込む必要があります。扱う駅は限られている(花蓮、羅東、宜蘭、松山、臺北、桃園、中壢、新竹、苗栗、臺中、彰化、員林、嘉義、新營、臺南、高雄)ので、注意が必要です。
(1)のBで書いたPP自強号と、(2)の輪行バッグに入れずそのまま乗れる列車については兩鐵環保列車で検索できます。
バス、鉄道とともに、台湾の重要な公共交通機関である臺灣高速鐵路(略称は高鐵、いわば台北と高雄を結ぶ新幹線)や、地下鉄である捷運(MRT)についてはここでは扱いません。前者については、サイクルスポーツ2009年6月号P116~119「台湾極楽温泉ツアー」で、輪行バッグに入れた状態で輪行したとの記述があります。後者については、「台湾自転車情報! 第一回 台北-淡水(右岸) サイクリング50km(by 青蛙 @aokaeruさん)」で輪行方法を記されています。
2011年11月追記
臺鐵、高鐵、MRT、バスでの輪行について詳しく解説されています。
Taiwan In Cycles様のTaiwan Railway Administration Bicycle Policy (Full): Putting Your Bike On The Rails
わかりやすい!
台湾情報HOMEはこちら
天気について(台湾)
台北、高雄の気温や降雨量等の情報は旅行ガイド本や観光情報HPで簡単に得られます。
よってここでは、台湾の気候の概略と、サイクリストにとっては重要な風向について少しだけ記します。なおここで記す内容は臺灣地理をまとめたものです。(注意事項を参照)
台湾の南北では雨の降り方が異なります。北部では一年中、南部では夏季に雨が降ります。これはモンスーン(季節風)の影響によるもので、冬(10月~4月)は北東からのモンスーンが活発になり、北部に小ぬか雨を頻繁にもたらします。南部はこの影響を受けにくいため、雨が降らず乾燥します。夏(5月~9月)は南西からのモンスーンによる午後の雷雨や台風が、中部、南部に激しい雨を降らせます。台湾は低緯度に位置しますが、中央山岳地域には、冬に雪が降ります。日本同様、梅雨があり、その季節は5月中旬から6月中旬です。また台風の影響も受けやすく、6月から10月、とくに8月から9月によく上陸します。
台湾には、その緯度のために北東貿易風が吹きます。文字通り北東から吹く恒常風です。冬季はさらに、北東からのモンスーンがここに加わります。夏季には、南西からのモンスーンが吹き、北東貿易風を相殺、風が弱くなります。
よって常に気を配るべきは北東からの風で、それを念頭において旅行プランを立てたほうが良いでしょう。
台湾の気候概論としてはここも詳しいです。
ウィキペディア-臺灣氣候
台湾情報HOMEはこちら
よってここでは、台湾の気候の概略と、サイクリストにとっては重要な風向について少しだけ記します。なおここで記す内容は臺灣地理をまとめたものです。(注意事項を参照)
台湾の南北では雨の降り方が異なります。北部では一年中、南部では夏季に雨が降ります。これはモンスーン(季節風)の影響によるもので、冬(10月~4月)は北東からのモンスーンが活発になり、北部に小ぬか雨を頻繁にもたらします。南部はこの影響を受けにくいため、雨が降らず乾燥します。夏(5月~9月)は南西からのモンスーンによる午後の雷雨や台風が、中部、南部に激しい雨を降らせます。台湾は低緯度に位置しますが、中央山岳地域には、冬に雪が降ります。日本同様、梅雨があり、その季節は5月中旬から6月中旬です。また台風の影響も受けやすく、6月から10月、とくに8月から9月によく上陸します。
台湾には、その緯度のために北東貿易風が吹きます。文字通り北東から吹く恒常風です。冬季はさらに、北東からのモンスーンがここに加わります。夏季には、南西からのモンスーンが吹き、北東貿易風を相殺、風が弱くなります。
よって常に気を配るべきは北東からの風で、それを念頭において旅行プランを立てたほうが良いでしょう。
台湾の気候概論としてはここも詳しいです。
ウィキペディア-臺灣氣候
台湾情報HOMEはこちら
地図について(台湾)
旅立つ前のプランニングには、
Google-Map台湾
Yahoo!台湾の地図サービス
で充分用をなすと思います。アジア書籍につよいネット書店(yesasia等)で購入することも可能ですが、中身の確認が出来ないこと、送料がかかることを考えれば、旅行中に使う地図は現地調達でも問題ないように思います。多くの旅行者の出発点になるだろう台北、高雄には書店、書店街(例えば重慶南路書店街)がありますし、また日本より遅くまで店を開けている場合(24hオープンも!)が多いので、地図の入手は容易です。
見たいページを探すための広域索引図が付いている地図(つまりは日本のツーリングマップル方式)は、あまりポピュラーでないようで、殆んどの地図が縣別(県別)で書かれていました。(台北の書店街で本屋を5~6件まわりましたが、索引図付き地図は1種類しか見かけませんでした。本当は索引図付きのものが欲しかったのですが、見つけたものはどうも気に入らなかったので、結局縣別地図を買いました。)
縣別地図を使うにあたり、台湾の縣名とその位置をあらかじめ覚えておけば、地図が引きやすくなります。また、ガイドブックにのっている目的地住所から地図を引く際に、行政区分(日本で言う都道府県市区町村にあたる、それぞれの名称)を覚えておけば便利です。
ウィキペディア 台湾の行政区分
種類は多くないですがコンビニでも地図を扱っています。
そのうちの一つに、台湾一周用地図(正式名称は環島地圖。価格はNT$250)があります。これは、台湾の沿岸部を通って一周する自転車旅行者向けに作られた地図なので、内陸部は一部の山越えルートを除いて抜けています。また、大都市部の詳細地図もありません。よって、それ一つで自由に旅が出来るわけではありませんが、コンビニの位置や、安宿情報なども載っている為、走行ルートがその地図のカバー範囲と被る人や、台湾東部のみを走る人(台湾東部を走るルートはほぼ選択肢がないため。)には使えるものになると思います。コンパクト(100×200mmでリング綴)なのも特徴です(上で紹介した縣別地図は大きく重い。)。
日本と同様、本屋、コンビニでは旅行ガイドブックが売られています。現地ならではの情報(地方の観光、美食情報や安宿情報)が得られるので、これに目を通すのも面白いですよ。自転車旅行に特化したものもあり、これにはルートプロファイルなども載っており役に立ちました。言葉が分からなくても、写真と漢字から意味は何となく理解できます。
また、各地のトラベルサービスセンター(リンク先の画面右に表示される各地の旅行サービスセンターも参照のこと)では、所在地近辺の地図や台湾全土の地図等が無料で手に入ります。同様のサービスを日本の台湾観光協会でも行っており、こちらも送料さえ払えば、資料を郵送で送ってくれます。
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Google-Map台湾
Yahoo!台湾の地図サービス
で充分用をなすと思います。アジア書籍につよいネット書店(yesasia等)で購入することも可能ですが、中身の確認が出来ないこと、送料がかかることを考えれば、旅行中に使う地図は現地調達でも問題ないように思います。多くの旅行者の出発点になるだろう台北、高雄には書店、書店街(例えば重慶南路書店街)がありますし、また日本より遅くまで店を開けている場合(24hオープンも!)が多いので、地図の入手は容易です。
見たいページを探すための広域索引図が付いている地図(つまりは日本のツーリングマップル方式)は、あまりポピュラーでないようで、殆んどの地図が縣別(県別)で書かれていました。(台北の書店街で本屋を5~6件まわりましたが、索引図付き地図は1種類しか見かけませんでした。本当は索引図付きのものが欲しかったのですが、見つけたものはどうも気に入らなかったので、結局縣別地図を買いました。)
縣別地図を使うにあたり、台湾の縣名とその位置をあらかじめ覚えておけば、地図が引きやすくなります。また、ガイドブックにのっている目的地住所から地図を引く際に、行政区分(日本で言う都道府県市区町村にあたる、それぞれの名称)を覚えておけば便利です。
ウィキペディア 台湾の行政区分
種類は多くないですがコンビニでも地図を扱っています。
そのうちの一つに、台湾一周用地図(正式名称は環島地圖。価格はNT$250)があります。これは、台湾の沿岸部を通って一周する自転車旅行者向けに作られた地図なので、内陸部は一部の山越えルートを除いて抜けています。また、大都市部の詳細地図もありません。よって、それ一つで自由に旅が出来るわけではありませんが、コンビニの位置や、安宿情報なども載っている為、走行ルートがその地図のカバー範囲と被る人や、台湾東部のみを走る人(台湾東部を走るルートはほぼ選択肢がないため。)には使えるものになると思います。コンパクト(100×200mmでリング綴)なのも特徴です(上で紹介した縣別地図は大きく重い。)。
日本と同様、本屋、コンビニでは旅行ガイドブックが売られています。現地ならではの情報(地方の観光、美食情報や安宿情報)が得られるので、これに目を通すのも面白いですよ。自転車旅行に特化したものもあり、これにはルートプロファイルなども載っており役に立ちました。言葉が分からなくても、写真と漢字から意味は何となく理解できます。
また、各地のトラベルサービスセンター(リンク先の画面右に表示される各地の旅行サービスセンターも参照のこと)では、所在地近辺の地図や台湾全土の地図等が無料で手に入ります。同様のサービスを日本の台湾観光協会でも行っており、こちらも送料さえ払えば、資料を郵送で送ってくれます。
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道路について(台湾)
注意!
「蘇花公路」は現在(12/12/15)通行止め!詳細は最下部に記載。
省道(日本でいうところの国道)はもちろん舗装されています。しかし段差、凹み等はよく見られますので注意が必要です。「機慢車用」と書かれた(もしくは自転車とバイクのピクトグラム)、バイク(自転車含む)用の側道がかなりの場所で用意されているのが自転車乗りにはありがたいです。
運転マナーは良くなく、事故もよく見かけます。都市部では、これらに加えて交通量が多い(朝夕の通勤時間は特に多い)ので、走行中は前後左右に充分注意する必要があります。都市部にも機慢車レーンはありますが、バイクの数が尋常ではないので、やはり気を張り詰めて走らなければいけません。また、信号が多く、ストップ&ゴーを繰り返す羽目にもなります。よってバス、鉄道を使って都市部はスキップ、走りやすく自然豊かな郊外のみを楽しむというのも一つの手かと思います。
台湾を自転車で旅行しようと考える人ならば、一度は台湾一周を考えるでしょう。私も多分に漏れず、一周ルートの検討を行ったのですが、その際に疑問となったのは、縣道(県道)の道路状況はどうかということでした。最南部を走るには、どうしても縣道を走る必要があるのです(縣道199号、199甲号、200号、200甲号)。路面が舗装されているのかどうかすら良く分からなかったのですが、行ってみて情報収集、又実際に走った結果、答えは可能。省道と比べると道は細いですが普通に舗装されていました。斜度がそれなりの箇所もありますが、交通量も少なく自転車を乗るには良い道でした。つまり、日本の県道とほぼ同じと考えて問題ないと思います。他の縣道も同様かは分かりませんが、おそらく、似た様なもので、自転車で充分走行可能ではないかと思います。
あと、注意すべきは台湾は自然災害が多い国であるということです。日本以上に台風の影響を受けますし、地震も多い国です。これらによって道路が寸断されることも多いようです。道路の工事、災害、通行止め等状況は
全國路況資訊中心(の路況地圖顯示)
↑リンク切れ。現在は交通服務e網通 (12年12月15日修正)
で確認できます。プランニングに役立つかと思います。
(上のリンクを見れば分かるのですが、現在、高雄縣と屏東縣の境を流れる高屏渓に架かる、省道17号の雙園大橋は流出しているので注意が必要です。2009年8月8日の台風に伴う水害で流されたそうです。台湾一周ルートとして17号を使おうと考える人は多いかと思いますので、ここに記しておきます。私はその事実を知らず、雙園大橋のたもとで初めて何が起こっているかを知りました。おかげで、1時間以上の迂回を強いられました、、、。)
あ、大事なことを書き忘れていました。右側通行です!これが日本との最大の違いですね。
2010年10月24日追記
グーグルのストリートビューが台湾も取り扱うようになりました。
これを使えば街角、道路状態などもわかります。
参考になるかもしれません。
2011年3月25日追記
水害で流された雙園大橋ですが、仮の橋(便橋)が完成した模様。
雙園大橋(Wikipedia)
天候によっては封鎖されるとのこと。
片側一車線なので、自転車の通行はできるのかなと調べてみるとこんな情報も。
雙園大橋的臨時便橋自行車可以走嗎?
遠回りしなくても良くなったようですね。
2011年12月4日追記
「アジア自転車の旅」澁谷義人著という本を、お世話になっている方から頂きました。その本の中に、上述した最南部に位置する峠である、壽卡について面白い記述を見つけましたので、引用します。
「この先の壽卡は自転車で走れるかどうかを(筆者注:日本語の喋れる食堂主人に)たずねたら「戦前に日本人がつくったんじゃないか」と切り返されてしまった。」
2012年12月15日追記
台湾東部のハイライト「蘇花公路」だが、道路一部崩落により現在通行止め。
現在の復旧目標は12月31日だとか。
最新情報は蘇花公路即時路況(ただし、facebookページ)に詳しい。
年末年始に台湾旅行を考えている人は気をつけて!
台湾情報HOMEはこちら
「蘇花公路」は現在(12/12/15)通行止め!詳細は最下部に記載。
省道(日本でいうところの国道)はもちろん舗装されています。しかし段差、凹み等はよく見られますので注意が必要です。「機慢車用」と書かれた(もしくは自転車とバイクのピクトグラム)、バイク(自転車含む)用の側道がかなりの場所で用意されているのが自転車乗りにはありがたいです。
運転マナーは良くなく、事故もよく見かけます。都市部では、これらに加えて交通量が多い(朝夕の通勤時間は特に多い)ので、走行中は前後左右に充分注意する必要があります。都市部にも機慢車レーンはありますが、バイクの数が尋常ではないので、やはり気を張り詰めて走らなければいけません。また、信号が多く、ストップ&ゴーを繰り返す羽目にもなります。よってバス、鉄道を使って都市部はスキップ、走りやすく自然豊かな郊外のみを楽しむというのも一つの手かと思います。
台湾を自転車で旅行しようと考える人ならば、一度は台湾一周を考えるでしょう。私も多分に漏れず、一周ルートの検討を行ったのですが、その際に疑問となったのは、縣道(県道)の道路状況はどうかということでした。最南部を走るには、どうしても縣道を走る必要があるのです(縣道199号、199甲号、200号、200甲号)。路面が舗装されているのかどうかすら良く分からなかったのですが、行ってみて情報収集、又実際に走った結果、答えは可能。省道と比べると道は細いですが普通に舗装されていました。斜度がそれなりの箇所もありますが、交通量も少なく自転車を乗るには良い道でした。つまり、日本の県道とほぼ同じと考えて問題ないと思います。他の縣道も同様かは分かりませんが、おそらく、似た様なもので、自転車で充分走行可能ではないかと思います。
あと、注意すべきは台湾は自然災害が多い国であるということです。日本以上に台風の影響を受けますし、地震も多い国です。これらによって道路が寸断されることも多いようです。道路の工事、災害、通行止め等状況は
↑リンク切れ。現在は交通服務e網通 (12年12月15日修正)
で確認できます。プランニングに役立つかと思います。
(上のリンクを見れば分かるのですが、現在、高雄縣と屏東縣の境を流れる高屏渓に架かる、省道17号の雙園大橋は流出しているので注意が必要です。2009年8月8日の台風に伴う水害で流されたそうです。台湾一周ルートとして17号を使おうと考える人は多いかと思いますので、ここに記しておきます。私はその事実を知らず、雙園大橋のたもとで初めて何が起こっているかを知りました。おかげで、1時間以上の迂回を強いられました、、、。)
あ、大事なことを書き忘れていました。右側通行です!これが日本との最大の違いですね。
2010年10月24日追記
グーグルのストリートビューが台湾も取り扱うようになりました。
これを使えば街角、道路状態などもわかります。
参考になるかもしれません。
2011年3月25日追記
水害で流された雙園大橋ですが、仮の橋(便橋)が完成した模様。
雙園大橋(Wikipedia)
天候によっては封鎖されるとのこと。
片側一車線なので、自転車の通行はできるのかなと調べてみるとこんな情報も。
雙園大橋的臨時便橋自行車可以走嗎?
遠回りしなくても良くなったようですね。
2011年12月4日追記
「アジア自転車の旅」澁谷義人著という本を、お世話になっている方から頂きました。その本の中に、上述した最南部に位置する峠である、壽卡について面白い記述を見つけましたので、引用します。
「この先の壽卡は自転車で走れるかどうかを(筆者注:日本語の喋れる食堂主人に)たずねたら「戦前に日本人がつくったんじゃないか」と切り返されてしまった。」
2012年12月15日追記
台湾東部のハイライト「蘇花公路」だが、道路一部崩落により現在通行止め。
現在の復旧目標は12月31日だとか。
最新情報は蘇花公路即時路況(ただし、facebookページ)に詳しい。
年末年始に台湾旅行を考えている人は気をつけて!
台湾情報HOMEはこちら
2010年3月1日月曜日
台湾情報Home
始めての海外自転車旅行先に選んだのは台湾。2009年のGWと、2009年末~2010年始の2回に分けて一周しました。当初、台湾を行き先としたのは「日本から近く、時間を有効活用できる」という理由だけでした。しかし実際行ってみて、台湾の風景、文化、人にすっかり魅せられてしまいました。以下の構成で台湾を自転車で旅行するに当たって有益と思われる事柄について紹介したいと思います。なお、お薦め観光地、ルートについては紹介しないつもりです。
旅の予定作りにどうぞ
・道路について
・地図について
・天気について
・バス、鉄道による輪行について
・宿について
・気をつけるべき病気について
・レンタル自転車について
・また台湾に行ってきた! 鉄道輪行編(台湾)←2011年のGWの情報
・また台湾に行ってきた! 日月潭編(台湾)←2011年のGWの情報
旅の道中で役立つかもしれません。
・食料品等の補給について
・もしもの時の自転車屋さんと警察について
・ネット環境について
役にはたたないと思いますが、旅をたのしくするかもしれません。
・地名について←2012年1~2月に追記
会社員ならおみやげの一つも買わないといけないですよね?
・おみやげについて←2012年11月30日追記
個別の場所の案内は書かないといいながらも、、、
・番外編 玉山登山について←2017年5月追記
では良い旅を!
注意事項
このサイトは、私の個人的な備忘録を元にして作られています。これから旅行する人の役に立つ内容もあるだろうと考え、公開することにしました。情報源は、現地で私が見たものは勿論、日本語の本、Webページ、英語、中国語の資料から得たものも含まれています。私の英語力は高校生レベル、中国語に至っては今まで学習した事が無く、翻訳には辞書・翻訳サイトを多用しています。そういう状態ですから、間違いも多々含まれている可能性があります。
このサイトで記した情報の多くについては、できるかぎり情報源へのリンクを貼るようにしました。情報源の信憑性、日本語以外の言語については翻訳の妥当性等、自分の目で最終判断してください。
また、情報は水物。ここに記したものはすでに過去のものとなっているかもしれません。つまり当サイトの情報によってあなたが不利益を被られても責任は取れません。あらかじめご了承下さい。
このサイトで記した情報の多くについては、できるかぎり情報源へのリンクを貼るようにしました。情報源の信憑性、日本語以外の言語については翻訳の妥当性等、自分の目で最終判断してください。
また、情報は水物。ここに記したものはすでに過去のものとなっているかもしれません。つまり当サイトの情報によってあなたが不利益を被られても責任は取れません。あらかじめご了承下さい。
はじめに
学生時代から自転車旅行をしていたのですが、金銭的な理由で旅行先は国内のみ、いつかは海外へ!と思っているうちに大学を卒業、社会人になりました。卒業した時には「もう自転車旅行など出来ないだろう」と思ったものです。実際、趣味に割ける時間は少なくなりましたが、多少では有りますが金銭的には安定し、そうなると「自転車旅行をもう一度」という思いが沸々と湧き上がり、憧れだった海外自転車旅行を始めるに至りました。そして案の定、海外自転車旅行にハマってしまったのでした。
このページは、私と同じように時間は無いが海外自転車旅行をしてみたい方に、限られた時間を最大限活用できる旅行をプランニングするために必要と思われる情報を提供する為に立ち上げました。あなたの旅のお役に立てれば幸いです。
まずは、はじめての海外自転車旅行先である台湾について、書く予定です。
情報を発信するだけでなく、こういう場所をもつことによって、情報が得られればとも思っております。面白い話や、ここで記していることについて間違い等ありましたら、教えていただければありがたいです。
それではよろしくお願いします。
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