2012年11月30日金曜日

おみやげについて(台湾)

 10月の終わり、桁数の多い番号から電話が掛かってきた。電話を取ると懐かしい声が聞こえた。去年の台湾旅行の際にお世話になった林さんからだ。「11月後半に日本に紅葉を見に行くから、ぜひ会いましょう。」という嬉しい連絡。
 約束のその日は、小雨こそ降っていたものの、ここ数年で最高の紅葉のまさに見ごろで、楽しい時間を過ごすことが出来た。林さん、ありがとう。
 その林さんから、たくさんの台湾みやげを頂いた。それがとても美味しかったので、ちょっとご紹介したいと思う。




 年に数度の連休を使って自転車旅行に行くわけですが、その連休に有休をさらに引っ付けたくなることもしばしば。となると、有休をとらせてもらった職場の皆様におみやげのひとつも用意しないといけない。そのおみやげを選ぶ際には

・その国のおみやげとして有名なもの
・お茶菓子
・個別包装

を、私は選択指針にしている。台湾ではこれにあたるものとして、パイナップルケーキを購入し、
職場の皆様に配った。

 そのパイナップルケーキを食べて思ったのは、パイナップルの味がしないということ。名前にフルーツを冠していてもその味がしないものなんて世の中にいくらでもあるから(e.g.ぼんたんあめ、みかん水)、そこそこ美味しいということもあって、まぁそんなものかと思っていた。ところが、林さんからもらったおみやげのパイナップルケーキを食べてみて思いは変わった。「今まで食べていたパイナップルケーキは、パイナップルケーキでは無い!」と。ちゃんとパイナップルの甘酸っぱい味がするパイナップルケーキがあるのです。

 そこで調べてみると、パイナップルケーキの大半が、現在では冬瓜を使った餡になっているとのこと。そらパイナップルの味がせんわな。くわしくはこちら(台瘋・巴萊)。私はちゃんと餡にパイナップルを使った、パイナップル味のパイナップルケーキの方が圧倒的に美味しいように思う。完全に別物です。

 ちょっと時間があるときには、パイナップル味のパイナップルケーキを探して街をふらつくのもおもしろいのでは?同じ配るなら、美味しいお土産のほうがいいですよね?





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